水橋晋
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水橋 晋(みずはし すすむ、1932年8月30日 - 2006年2月20日)は、日本の詩人。富山県滑川市生まれ。中三で富山県在住の高島順吾に師事。慶應義塾大学文学部仏文科卒。
大学で江森國友、堀川正美、三木卓らと『氾』に拠る。1997年『大梟を夫にもった曾祖母』で第15回現代詩人賞受賞[1][2]。久地 良(くじ りょう)のペンネームで童話も多数執筆。1974年『はさみでじょきじょき』は日本童話会賞を受賞。主な作品に1982年『くまとひこうき』(学習研究所)、1982年『でんぐりやまはおおさわぎ』(学習研究所)、1988年『まじょのくにのなつ』(学習研究所)など。
詩集
[編集]- 『海で朝食 水橋晋詩集』神無書房 1980
- 『悪い旅 水橋晋詩集』沖積舎 1980
- 『はじまる水 詩集』神無書房 1983
- 『蛮亭 詩集』沖積舎 1989
- 『大梟を夫にもった曽祖母 詩集』成巧社 1996
- 『共棲変夢 詩集』成巧社 2001
- 『沈黙の森 詩集』成巧社 2007
翻訳
[編集]- 『リチャアドブロティガン詩集』私家版、1982
- ポール・ジェラルディ『きみとぼく 詩集』沖積舎 1988
- 『ピル対スプリングヒル鉱山事故 リチャード・ブローティガン詩集』沖積舎 1988
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』『文藝年鑑』2008
- ^ “訃報:水橋晋さん73歳=詩人”. MSN毎日インタラクティブ. (2006年2月22日). オリジナルの2006年3月8日時点におけるアーカイブ。 2022年10月9日閲覧。