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バーケット男爵

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ニュルンベルク裁判でのノーマン・バーケット

バーケット男爵(英:Baron Birkett)はイギリスの男爵貴族連合王国貴族サー・ノーマン・バーケット1958年に叙されたことに始まる。

歴史

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法廷弁護士にしてニュルンベルク裁判でイギリス裁判官を務めたサー・ノーマン・バーケット(1883年 - 1962年)控訴院裁判官を務めたのち、1958年1月31日に連合王国貴族としてランカスター王権伯領におけるウルヴァーストンのバーケット男爵(Baron Birkett, of Ulverston in the County Palatine of Lancaster)に叙された[1][2]。初代男爵は後年、常任上訴貴族に就任している[3]。彼ののちはその息子マイケルが爵位を継承した[2]

2代男爵マイケル(1929年 - 2015年)映画プロデューサーとして活躍した[4]。彼は父の後を襲って貴族院に議席を得て以降、宝くじ収益金を美術品保護に充てる法律の推進者として貴族院にて活動していた[5]

その子である3代男爵トマス(1982年 - )がバーケット男爵家当主を務めている。

バーケット男爵(1958年)

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脚注

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  1. ^ No.41299”. The Gazzete . 31 January 1958. p. 690.. 2019年11月4日閲覧。
  2. ^ a b Birkett, Baron (UK, 1958)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年9月3日閲覧。
  3. ^ Mosley, Charles (ed.) (2003). Burke's Peerage & Baronetage, 107th edn. London: Burke's Peerage & Gentry Ltd. p. 380
  4. ^ Lord Birkett's orbituary”. Telegraph.co.uk. 27 April 2015.. 2019年11月4日閲覧。
  5. ^ www.hansard.millbanksystems.com”. 2019年11月4日閲覧。

参考文献

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  • Kidd, Charles, Williamson, David (editors). Debrett's Peerage and Baronetage (1990 edition). New York: St Martin's Press, 1990.