オトンルイ風力発電所
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オトンルイ風力発電所 | |
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風車群外観(2003年6月) | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道天塩郡幌延町 |
座標 | 北緯44度58分36秒 東経141度41分55秒 / 北緯44.97667度 東経141.69861度座標: 北緯44度58分36秒 東経141度41分55秒 / 北緯44.97667度 東経141.69861度 |
現況 | 運転中 |
着工 | 2001年[1] |
運転開始 | 2003年[1] |
事業主体 | 幌延風力発電 |
運営者 | 幌延風力発電 |
建設者 | JFEエンジニアリング[2] |
タービン | |
タービン数 | 28基 |
製造元 | ラガウェイ(RAGAWAY) |
ハブの高さ | 74メートル[1] |
ローターの直径 | 50.5メートル[1] |
風力発電所 | |
種類 | 陸上 |
発電量 | |
最大出力 | 21,000キロワット |
正味年間発電量 | 約58,000,000キロワット時[3] |
オトンルイ風力発電所(オトンルイふうりょくはつでんしょ)は、北海道天塩郡幌延町にある集合型風力発電所。オトンルイとはアイヌ語で「浜にある道」という意味がある[1]。
概要
幌延町の風力発電プロジェクトに基づき、2000年(平成12年)に第三セクター「幌延町風力発電」を設立し[4]、試運転を経て2003年(平成15年)から本格稼働を始めている[4]。なお、2014年(平成26年)に幌延町は保有株式の一部を残して大半をJFEエンジニアリングに売却し、売却益を基にエネルギー施策や地域振興を推進する事業に財源を充てるための基金「幌延町エネルギー施策等振興基金」を設立している[5][6]。
オトンルイ風力発電所はサロベツ原野南部にあり、北海道道106号稚内天塩線(日本海オロロンライン)沿いの南北3.1 kmに渡って28基の風車が立ち並んでいる[4]。総出力は21,000 kWあり、送電線によって約17 km先にある北海道電力幌延変電所へ電力を供給している[4]。海側の沿道には「サロベツ原野パーキング」があり、好天時には利尻山を眺めることができる[1][7][8]。
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風車群外観
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風車群外観
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風車群外観
設備
オランダのラガウェイ製の風車を取り寄せており、1基あたりの出力は750 kW、ローターの直径は50.5 m、高さは99 m(支柱は74 m)ある[1]。
脚注
- ^ a b c d e f g 北海道ファンマガジン 2015.
- ^ “風力発電システム”. JFEエンジニアリング. 2017年8月9日閲覧。
- ^ “風力発電” (PDF). 幌延町地域新エネルギービジョン. 幌延町. 2017年8月9日閲覧。
- ^ a b c d “地域資源とエネルギー”. 幌延町. 2017年8月9日閲覧。
- ^ “平成26年 第2回幌延町議会(定例会)会議録 第2日目” (PDF). 幌延町議会. p. 5 (2014年3月12日). 2017年8月9日閲覧。
- ^ “幌延町エネルギー施策等振興基金条例”. 幌延町例規類集. 幌延町. 2017年8月9日閲覧。
- ^ “<空からこんにちは>2*オトンルイ風力発電所=幌延*海風受け黙々働く巨人”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2003年5月2日). 2017年8月9日閲覧。
- ^ “サロベツ原野パーキング(幌延町)”. 北海道開発局. 2017年8月9日閲覧。
参考資料
- “人工物なのに壮観!28基の風車が一列に並ぶ「オトンルイ風力発電所」”. 北海道ファンマガジン (2015年3月18日). 2017年8月9日閲覧。