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ロパライト

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ロパライト-(Ce)
ロパライト
シュツルンツ分類 04.CC.35
化学式 (Ce,Na,Ca)(Ti,Nb)O3
結晶系 立方晶
晶癖 立方晶及び八面結晶体
双晶 [111]透入双晶
へき開 [100]不完全
断口 不均一
粘靱性 脆い
モース硬度 5.5 - 6.0
光沢 金属質-準金属質
黒色から灰色
条痕 赤茶色
透明度 不透明、薄片では透明
比重 4.60-4.89
光学性 等方性、変則的に異方性
屈折率 n = 2.26–2.38
文献 [1]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ロパライト(Loparite-(Ce))は、顆粒状でもろい灰チタン石グループの酸化鉱物である。黒色から暗い灰色であり、反射光の下の薄片は灰色から白色、内部反射では赤茶色に見える[2]。化学組成は、(Ce,Na,Ca)(Ti,Nb)O3である[1]。ニオボロパライトは、ニオブを含む変種である[3]

ロパライトは、霞石閃長岩の貫入やペグマタイトに主要相として含まれる。またカーボナタイト中に灰チタン石の代わりに見られることもある[1]

ロパライトは、ロシア北部コラ半島ヒビヌイ山脈及びロヴォゼロ山脈産のものが最初に記述された。

語源

語源は、コラ半島に先住するサーミ人のロシア語名Loparセリウムを含むことに由来する[1][2][3]

出典

  1. ^ a b c d Loparite-(Ce)”. Mineral Handbook. Mineral Data Publishing (2005年). 2008年7月19日閲覧。
  2. ^ a b Loparite-(Ce) on Webmineral
  3. ^ a b Loparite-(Ce) on Mindat.org

外部リンク