2013年バレーボール・ワールドリーグ予選
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2013年バレーボール・ワールドリーグ予選(FIVB World League 2013 Qualification)は、2012年8月24日 - 9月9日に開催された、2013年バレーボール・ワールドリーグの予選。2チームが本大会出場となる[1]。
方式
[編集]2つのラウンドで構成される[2]。
- 1次ラウンド
- 以下の4つのゾーンよりそれぞれ1チームずつ"Challenger"として出場する。
- CEV(欧州バレーボール連盟)
- AVC(アジアバレーボール連盟)
- CAVB(アフリカバレーボール連盟)
- CSV(南米バレーボール連盟)とNORCECA(北中米バレーボール連盟)の2つのアメリカ大陸同盟
- 4チームが2組に分かれて、それぞれ世界ランキングの高いチームのホームで2試合対戦し、勝者2チームが2次ラウンドに進出する。
- 組分けは、プレーオフ1組がCEV ChallengerとCSV-NORCECA Challenger、プレーオフ2組がAVC ChallengerとCAVB Challengerとなる。
- 2次ラウンド
- 1次ラウンド勝者と2012年ワールドリーグ15-16位の計4チームが出場する。
- 4チームが2組に分かれて、それぞれ1次ラウンド勝者のホームで2試合対戦し、勝者2チームが2013年ワールドリーグ出場となる。
- 1次ラウンド勝者が2012年大会出場チームのどちらか一方と大陸(所属連盟)が同じである場合は、同じ大陸同士の対戦が組まれるように組分けをする。
- それ以外の場合は、1次ラウンド勝者のうち世界ランキングの高い方が2012年大会16位のチームと対戦し、もう一方が同15位と対戦する。
出場国
[編集]Challenger
[編集]Challengerの4チームは以下のように決定された。
チーム | Challenger区分 | 国際ランク | 出場権[2] |
---|---|---|---|
オランダ | CEV | 36位 | 2012年欧州リーグ覇者 |
イラン | AVC | 12位 | 2011年アジア選手権覇者 |
エジプト | CAVB | 11位 | CAVB任命 |
ドミニカ共和国 | CSV-NORCECA | 46位 | 2013年大会出場資格保持チーム以外で2012年パン・アメリカンカップの最上位 |
2012年大会出場チーム
[編集]2012年ワールドリーグ出場チームからは、以下のチームの出場となった。
チーム | 出場理由 |
---|---|
日本 | 2012年ワールドリーグ 15位 |
ポルトガル | 2012年ワールドリーグ 16位 |
順位決定方法
[編集]- 勝ち点
- 勝利数
- セット率
- 得点率
勝ち点: セットカウント「3–0」「3–1」は勝者3、敗者0ポイント、セットカウント「3–2」は勝者2、敗者1ポイントが付与される。
1次ラウンド
[編集]※ 開始時刻は現地時間
プレーオフ1組
[編集]順位 | チーム | 試合 | セット | 得点 | ||||||
勝点 | 勝数 | 敗数 | 得セット | 失セット | セット率 | 得点計 | 失点計 | 得点率 | ||
1 | オランダ | 5 | 2 | 0 | 6 | 2 | 3.000 | 195 | 181 | 1.077 |
2 | ドミニカ共和国 | 1 | 0 | 2 | 2 | 6 | 0.333 | 181 | 195 | 0.928 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8月24日 | 19:30 | オランダ | 3–0 | ドミニカ共和国 | 25–22 | 25–22 | 25–21 | 75–65 | P2 P3 | ||
8月25日 | 19:30 | オランダ | 3–2 | ドミニカ共和国 | 25–27 | 25–21 | 24–26 | 30–28 | 16–14 | 120–116 | P2 P3 |
プレーオフ2組
[編集]順位 | チーム | 試合 | セット | 得点 | ||||||
勝点 | 勝数 | 敗数 | 得セット | 失セット | セット率 | 得点計 | 失点計 | 得点率 | ||
1 | イラン | 6 | 2 | 0 | 6 | 1 | 6.000 | 186 | 153 | 1.216 |
2 | エジプト | 0 | 0 | 2 | 1 | 6 | 0.167 | 153 | 186 | 0.823 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8月31日 | 20:00 | エジプト | 0–3 | イラン | 31–33 | 22–25 | 19–25 | 72–83 | P2 P3 | ||
9月2日 | 20:00 | エジプト | 1–3 | イラン | 12–25 | 30–28 | 17–25 | 22–25 | 81–103 | P2 P3 |
2次ラウンド
[編集]※ 開始時刻は現地時間
プレーオフ1組
[編集]順位 | チーム | 試合 | セット | 得点 | ||||||
勝点 | 勝数 | 敗数 | 得セット | 失セット | セット率 | 得点計 | 失点計 | 得点率 | ||
1 | オランダ | 4 | 2 | 0 | 6 | 4 | 1.500 | 219 | 223 | 0.982 |
2 | ポルトガル | 2 | 0 | 2 | 4 | 6 | 0.667 | 223 | 219 | 1.018 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月1日 | 17:00 | オランダ | 3–2 | ポルトガル | 26–24 | 25–23 | 24–26 | 22–25 | 20–18 | 117–116 | P2 P3 |
9月2日 | 13:00 | オランダ | 3–2 | ポルトガル | 20–25 | 25–23 | 17–25 | 25–21 | 15–13 | 102–107 | P2 P3 |
プレーオフ2組
[編集]順位 | チーム | 試合 | セット | 得点 | ||||||
勝点 | 勝数 | 敗数 | 得セット | 失セット | セット率 | 得点計 | 失点計 | 得点率 | ||
1 | イラン | 6 | 2 | 0 | 6 | 0 | MAX | 150 | 110 | 1.364 |
2 | 日本 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 0.000 | 110 | 150 | 0.733 |
日程 | 開始 | 1set | 2set | 3set | 4set | 5set | 総得点 | R | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9月7日 | 19:00 | イラン | 3–0 | 日本 | 25–19 | 25–14 | 25–23 | 75–56 | P2 P3 | ||
9月9日 | 19:00 | イラン | 3–0 | 日本 | 25–16 | 25–17 | 25–21 | 75–54 | P2 P3 |
最終結果
[編集]- 予選を勝ち抜いた オランダと イランの2013年ワールドリーグ出場確定。
- 予選終了後にワールドリーグの出場チーム数が16から18に拡大されたため、 日本と エジプトの2013年ワールドリーグ追加出場がFIVBに承認された[3]。
- エジプトが出場辞退したため、替わりに ポルトガルの出場が承認された[4]。
脚注
[編集]- ^ “Qualifications set to get underway for World League 2013”. FIVB (2012年8月16日). 2013年11月5日閲覧。
- ^ a b “World League 2013 Qualification Process explained”. FIVB (2012年8月21日). 2013年11月5日閲覧。
- ^ “Egypt and Japan welcomed into World League”. FIVB (2012年12月15日). 2013年11月5日閲覧。
- ^ “Portugal replace Egypt in World League”. FIVB (2013年3月21日). 2013年11月5日閲覧。