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2価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

化学において2価(英語:divalentあるいはbivalent[1]とは、元素イオン官能基分子原子価が2であることを意味する。原子価は原子から出ている共有結合極性共有結合イオン結合などの化学結合の数を表している。

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  • カルシウム硫黄などは2価の元素である。カルシウムはイオン結合、硫黄はH2Sのような共有結合や、Na2Sのようなイオン結合を作ることができる。
  • 2価の陰イオンの電荷は−2である。これに当てはまるものはS2−SO42−などがある。
  • 2価の陽イオンの電荷は+2である。これに当てはまるものはFe2+やCa2+Hg22+などがある。
  • 2価の官能基にはイミノ基(=NH)やカルボニル基(=O)などがある。

水の硬度

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2価の陽イオンであるCa2+Mg2+によって水の硬度が大きくなると、水垢ができやすくなるなどの影響が出る[2]

関連項目

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脚注

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