1,1-ジクロロエタン
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1,1 - ジクロロエタン | |
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IUPAC名 | 1,1-dichloroethane |
分子式 | C2H4Cl2 |
分子量 | 98.96 |
CAS登録番号 | 75-34-3 |
密度と相 | 1.2 g/cm3, |
相対蒸気密度 | 3.4(空気 = 1) |
融点 | -98 °C |
沸点 | 57 °C |
SMILES | CC(Cl)Cl |
出典 | ICSC 0249 |
1,1-ジクロロエタンは、ハロゲン系炭化水素に属する有機化合物である。エチリデンジクロリドとも呼ばれる。クロロホルム様の臭気を持つ無色の液体である。水に難溶であるが、ほとんどの有機溶媒には可溶である。 各種溶媒や洗浄剤、殺虫燻蒸剤やハロン消火器などにも用いられる。また耐高真空性のゴムの製造や、温度感受性物質の抽出にも用いられる。以前は手術時の吸入麻酔としても用いられていた。
400〜500°Cで10MPaまで加圧すると、熱分解によりクロロエチレンが生成する。
性質[編集]
有毒である。光分解により生成したヒドロキシラジカルと容易に反応するため、大気中の半減期は62日である。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]