龍野一雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

龍野 一雄(たつの かずお、1905年(明治38年)12月19日 - 1976年)は医史学者、医学博士漢方医学者、帝国学士院会員。新字体表記は竜野一雄

経歴[編集]

東京都千代田区出身。

独協中学校卒業後、1932年慶應義塾大学医学部を卒業し、1935年に同大の医学部講師となる。東洋医学も積極的に研究し、1939年には拓殖大学の漢方講座講師、1951年には漢方研究会を発足させ、1952年にも漢方杏林会を発足させている。また、1950年設立の日本東洋医学会の初代会長に就任している[1]

特に石川学説には深く注目しており、鍼灸の古典を疑う前に経絡を肯定しようとしたこともあり、1973年には漢方入門講座漢方処方集などを加筆している。

昭和15年7月1日より昭和17年まで満州国民生部保健司嘱託、同17年帝国学士院会員、明治前日本外科学史編纂となり、富士川游博士の後を受けて医学史を研究。

書物[編集]

  • 漢方入門講座漢方処方集
  • 中国医学
  • 漢方医学大系(1978年)
  • 漢方入門講座(1955年)
  • 薬局の漢方(1954年)
  • 新撰類聚方(1975年)
  • 金匱要略(1958年)
  • 傷寒論(1957年)
  • 中醫臨證處方入門(1956年)

脚注[編集]

  1. ^ 「センターの概要:慶應義塾大学医学部と漢方」慶應義塾大学医学部漢方医学センター公式webページ、2009年2月2日閲覧

参考文献[編集]

『慶應義塾大學醫學部六十周年記念誌』