龍峯寺 (岐阜市)

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龍峰寺

地図
所在地 岐阜県岐阜市奥225-1
位置 北緯35度30分50.8秒 東経136度41分44.7秒 / 北緯35.514111度 東経136.695750度 / 35.514111; 136.695750座標: 北緯35度30分50.8秒 東経136度41分44.7秒 / 北緯35.514111度 東経136.695750度 / 35.514111; 136.695750
山号 廣徳山
宗派 臨済宗妙心寺
創建年 戦国時代
開山 湖淑
開基 安藤守就
法人番号 4200005000748 ウィキデータを編集
龍峯寺の位置(岐阜県内)
龍峯寺
龍峯寺
龍峯寺 (岐阜県)
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龍峰寺(りゅうぶじ、龍峯寺)は岐阜県岐阜市奥にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は廣徳山。北方城主安藤守就の菩提寺である。

戦国時代に北方城主の安藤守就が、弟の湖淑を開山として一族の菩提寺として北方に建立した。正確な創建年は不明で、湖淑の法系も伝わっていない。その後、天正10年(1582年)に北方城が稲葉良通により攻められた際に城と共に兵火により焼亡した。湖淑は本巣郡の奥村まで逃れ、安藤守就の菩提を弔い寺院を再興した。湖淑和尚の没後は住持を欠くが、明暦年間に越前国報恩寺の別川和尚が住持となる。その法嗣、蜜外和尚は人里離れた山上から麓に寺を移した。天和3年(1683年)に乙津寺の鉄錐和尚を住持に招いたのちその法が受け継がれた。寺宝として湖淑和尚の肖像を所蔵し、安藤守就の墓が本堂裏手の山に建っている。

参考文献[編集]

  • 岐阜県本巣郡教育會編『本巣郡史』 下巻 p583-586 1980年