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黒田泰造

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黒田泰造

黒田 泰造(くろだ たいぞう[1]1883年5月5日[2] - 1961年10月7日[3])は、日本の化学者、発明家。

大阪府出身[4]。1906年(明治39年)に東京帝国大学工科応用化学科を卒業した[1][4]。その後、製鉄所に入所した。1909年(明治42年)に技師となった[4]。1923年(大正12年)に副産部長となった[1][4]。1928年(昭和3年)に九州帝国大学の教授を兼任した[1][4]。1934年(昭和9年)に日本製鐵の取締役に就任した[4]

1933年に帝国発明協会全国発明表彰により、大賞が授与されている[5]

1940年には工業化学会の会長を務めた[6]大日本窯業協会の会長も務めた。

正五位勲四等[1]

特許[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 黑田泰造 - 『人事興信録』第8版(1928年7月、リンク先は名古屋大学大学院法学研究科の「人事興信録データベース」)
  2. ^ 『人事興信録 第20版 上』人事興信所、1959年、く57頁。
  3. ^ 日本鉄鋼協会記事」『鉄の鋼』第12号、1961年、1751頁。 
  4. ^ a b c d e f 大阪発明協会 編『帝国発明家名鑑』日刊工業新聞出版部、1937年、243頁https://dl.ndl.go.jp/pid/1207646/1/407 
  5. ^ 全国発明表彰昭和8年受賞者一覧”. 公益社団法人発明協会. 2024年5月23日閲覧。
  6. ^ 日本化学会 歴代会長”. 2024年5月23日閲覧。