髪結いの亭主
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髪結いの亭主 | |
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Le Mari de la coiffeuse | |
監督 | パトリス・ルコント |
脚本 |
クロード・クロッツ (fr) パトリス・ルコント |
製作 | ティエリー・ド・ガネー (fr) |
出演者 |
ジャン・ロシュフォール アンナ・ガリエナ |
音楽 | マイケル・ナイマン |
撮影 | エドゥアルド・セラ |
編集 | ジョエル・アシュ (fr) |
配給 |
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公開 |
![]() ![]() 他[1] |
上映時間 | 分 |
製作国 |
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言語 | フランス語 |
興行収入 |
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『髪結いの亭主』(かみゆいのていしゅ、Le Mari de la coiffeuse)は、パトリス・ルコント監督による1990年のフランス映画。セザール賞に7部門ノミネートされた。日本で最初に公開されたパトリス・ルコント作品、監督の名を日本に知らしめた作品。
出演
- ジャン・ロシュフォール:アントワーヌ (Antoine)
- アンナ・ガリエナ:マチルド (Mathilde)
- ローラン・ベルタン (en fr):アントワーヌの父
- モーリス・シェヴィ (en fr):アンブロワーズ・デュプレ、通称イジドル・アゴピアン (Ambroise Dupré dit Isidore Agopian)
- フィリップ・クレヴノ (en fr):モルヴォワシュー (Morvoisieux)
- ジャック・マトゥ (en fr):シャルドン (M. Chardon)
- アンヌ=マリー・ピザニ (fr):シェーファー夫人 (Mme Sheaffer)
- ヘンリー・ホッキング (fr):アントワーヌ12歳
- ティッキー・オルガド:モルヴォワシューの婿
あらすじ
アントワーヌは回想している。
12歳の夏ノルマンディーで母の手編みの水着で遊んだことを、石鹸とコロンの匂いに包まれた理容室、シェーファー夫人の理容室に通って髪結いを妻にすると決めたことを、それを告げた父に平手うちにされたことを。中年の頃、イジドールから譲られたサロン[4]で客を待つマチルドを見つけ、調髪してもらったその場で求婚したことを、ささやかな結婚式のことを、常連客のモルヴォワシューと婿や、飛び込みの客が店に来る様を。友達も、子供も、仕事も要らない。酒も、煙草も、旅行もしない。大切なのは、このサロンで、マチルドだけ。平穏な10年が過ぎた。
マチルドは言った。「ひとつだけ約束して。愛してるふりは絶対しないで」
雷雨の夕刻、愛を交わしたマチルドは、買い物に行くと言って雨の中を出ていき、増水した川に身投げした。
もうマチルドがいないサロン。ひとり、いつものようにクロスワードパズルをする。客が来た。子供の頃から時折するように、中東の歌に合わせて我流の踊りを披露した。「妻はもうじき戻ってきますから」と言ってクロスワードを続ける。
賞
受賞
- ルイ・デリュック賞(1990年)
- パトリス・ルコント
- 『ピストルと少年』のジャック・ドワイヨンと共同受賞
ノミネート
- セザール賞(1991年)
- 最優秀男優賞:ジャン・ロシュフォール
- 最優秀撮影賞:エドゥアルド・セラ
- 最優秀監督賞:パトリス・ルコント
- 最優秀編集賞:ジョエル・アシュ
- 最優秀作品賞:パトリス・ルコント
- 最優秀美術賞:イヴァン・モーソン
- 最優秀脚本賞:クロード・クロッツ、パトリス・ルコント
- 英国アカデミー賞(1992年)
- 外国語映画賞:ティエリー・ド・ガネー、パトリス・ルコント
サウンドトラック
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キャッチコピー・評
- 「かほりたつ、官能」(キャッチコピー)
- 「いいねえ、これが恋愛ってもんよ」荒木経惟[5]
- 「甘く、ほろ苦い人生のスケッチ」淀川長治[5]
- 「かおりたつ題名であっと言わせる」フィガロ誌 "Un film épatant au titre parfumé"[6]
- 「パトリス・ルコントで、もっとも私的、もっとも熱狂的、そしてもっとも成功している」プルミエール誌 (fr) "Le film le plus personnel, le plus chaleureux et le plus abouti de Patrice Leconte."[6]
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脚注
- ^
ベルギー 1990年11月6日#、
スイス 1990年10月26日#、
オランダ 1991年1月25日*、
ドイツ 1991年1月31日*#、
ハンガリー 1991年4月5日*、
イギリス 1991年6月7日*、6月14日#、
オーストラリア 1991年12月26日*、
スウェーデン 1992年1月24日*#、
アメリカ合衆国 1992年6月19日*、
アルゼンチン 1993年9月16日*
- *: IMDbのRelease info
- #: uniFacneの作品ページ
- ^ BiFiの作品ページ
- ^ IMDbのLe mari de la coiffeuse (1990) - Box office / business
- ^ Messieurs Enfantsと表示されており、入ってきた女性に「うちは男性専門です」と告げていること、ひげそりなどのシーンがあるため、日本の理容室に相当する。看板はIsidoreのまま。
- ^ a b DVDに収録の日本語版予告編
- ^ a b DVDに収録のフランス語版予告編
外部リンク
画像外部リンク | |
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ビデオパッケージ | |
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- Le Mari de la Coiffeuse/髪結いの亭主 - uniFrance日本語版
- Le Mari de la Coiffeuse - BiFi(フランス語)
- Le Mari de la Coiffeuse - alloCiné(フランス語)