香港落馬洲飲酒運転事故

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事故と同型のタクシー

香港落馬洲飲酒運転事故(ホンコンロマチュいんしゅうんてんじこ)は、2009年1月23日に発生した飲酒運転トラックタクシーに衝突し、タクシーの運転手を含む6人が亡くなった香港の交通事故である。

概要[編集]

香港新界元朗落馬洲青山公路2009年1月23日午前7時頃に、落馬洲から上水方面へ向かっていたタクシーに、対向車線を蛇行しながら走ってきた16トントラックが正面衝突。トラックはタクシーに乗り上げ約50メートル進み、大木に衝突して停止した。タクシーには旧正月前の最後の仕事へと急ぐ建築作業員5人が乗っていたが、運転手を含む6人全員が即死した。

トラックの運転手は軽傷。法定基準の4倍に達するアルコールが検出され、危険運転致死容疑で逮捕された。

香港で呼気中のアルコール濃度が1lあたり0.21mgを超えると酒気帯び運転に該当する。

死亡した6人は30歳から54歳までの男性で、いずれも一家の大黒柱。事故直後に現場を視察した曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官に、遺族らが土下座しながら酒酔い運転の厳罰化を涙ながらに訴えた。

関連項目[編集]