食塩中毒

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食塩中毒(しょくえんちゅうどく、英:salt poisoning)とは食塩の過剰摂取または食塩摂取量に見合う水分を摂取できなかったことを原因とする中毒。豚や鶏での発生が多く、羊や牛でも発生することがある。発熱、嘔吐、下痢、心機能障害、盲目、遊泳運動などの神経症状が認められる。血液生化学検査では、ナトリウムイオン濃度及び塩素イオン濃度の上昇が認められる。病理学的には、大脳皮質水腫好酸球浸潤が認められる。治療には飼料の変更、5%グルコース液の輸液浣腸および対症療法を行う。

参考文献[編集]

  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 2001年 ISBN 483003162X

関連項目[編集]