静岡割り
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静岡割り(しずおかわり)は、焼酎等を緑茶で割った飲料である。
概要
[編集]静岡では焼酎等を緑茶で割った飲料が飲まれており、お茶割りという名が一般的であった。それが「静岡独特」の飲み方であるということに目をつけ、当時の静岡市観光協会(現公益財団法人するが企画観光局)の静岡支部誘客宣伝委員会が中心となって、2006年6月8日に静岡割り普及推進委員会が発足し、「静岡割り」と命名した[1]。しぞーか割り、しぞ~か割りとの表記も使われている。
定義
[編集]静岡割り普及推進委員会では、焼酎(麦焼酎、芋焼酎、米焼酎のほかウォッカやジンでも構わない) + 緑茶(せん茶、番茶、粉茶、抹茶、粉末などを問わない)という組み合わせを示している。
普及活動
[編集]静岡割り普及活動として、飲食店、料亭、旅館、ホテルにステッカーの貼り出しや、メニューの表記の変更の働きかけを行った。また、2008年4月23日、静岡観光コンベンション協会(現公益財団法人するが企画観光局)は静岡市への来訪者へのPRとして、「静岡割り」と「静岡おでん」と「静岡はんぺんフライ」(黒はんぺんのフライ)を「静岡B級グルメ3点セット」と銘打ち、普及活動を行った[2]。現在、静岡割りを出している店は数多くあり、しぞ〜かならではグルメGUIDE[3]等で確認できる。
関連商品
[編集]静岡割りの普及に従い、静岡割り専用粉茶や、専用水出し煎茶ティーバッグ、静岡割り缶チューハイ等の商品が売られている。例えば静岡県島田市に本社を構える木村飲料では、「静岡割り」の名称での缶チューハイ[4]や、ペン型容器に静岡茶の粉末を入れ、お湯割りや水割りに振りかけるだけで静岡割りができる製品[5]を販売していた。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “静岡割りってなんだ!?静岡割り普及委員会の担当者に聞いてみた”. 2018年3月26日閲覧。
- ^ “静岡割り”. 静岡観光. 2019年3月22日閲覧。
- ^ しぞ〜かならではグルメGUIDE(静岡観光コンベンション協会HP内)
- ^ “チューハイ・静岡割り(No.11194)”. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “しずおかグッズ はじめました!”. 2019年2月13日閲覧。