青柳古墳群

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青柳古墳群(あおやぎこふんぐん)は、埼玉県神川町にある古墳群

260基余りの古墳が確認され、十二ヶ谷戸・二ノ前・南塚原・北塚原・上竹・関口・元阿保・四軒左家・城戸野・海老ヶ久保の10支群に分かれ分布している[1]

2009年7月からの南塚原支群の発掘で、平安時代土壙墓から完全な形の灰釉陶器の椀が出土した[2]

主な古墳[編集]

南塚原10号墳[編集]

径10~15メートルの円墳。主体部は、弱い胴張りのある両袖型横穴式石室で、南西方向に開口する。副葬品は、大刀6(内1つに銀象眼)・鉄鏃81・飾弓金具9・刀子2・鐔2・勾玉13・ガラス小玉257・切小玉4・丸玉22・耳環6でほほ原位置を保って出土した。6世紀末~7世紀初頭の築造。遺物は平成5年2月17日付けで町指定有形文化財に指定された[3]

諏訪ノ木古墳[編集]

径14メートルの円墳。墳丘は畑の下に埋没している。墳丘は2段築成で葺石が施されている。平坦面には埴輪が並べられていた。主体部は無袖型横穴式石室で、南西方向に開口する。副葬品は、ガラス小玉2・滑石製臼玉1・耳環3が出土した。また前庭部から須恵器群と金銅装大刀鞘の破片が発掘されている。6世紀中頃~後半の築造。埴輪類は平成5年2月17日付けで町指定有形文化財に指定された[4]

脚注[編集]

  1. ^ 塩野博『埼玉の古墳 児玉』さきたま出版会、2004年9月、449-541頁。ISBN 4878913835
  2. ^ 青柳古墳群南塚原支群”. ただいま発掘中!平成21年度. 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団. 2013年11月11日閲覧。
  3. ^ 南塚原10号墳出土遺物(町指定有形文化財)”. 神川町の文化財 > 町指定の文化財. 神川町 (2010年8月24日). 2013年11月15日閲覧。
  4. ^ 諏訪ノ木古墳出土埴輪(町指定有形文化財)”. 神川町の文化財 > 町指定の文化財. 神川町 (2010年8月24日). 2013年11月15日閲覧。

関連項目[編集]