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青い鳥症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青い鳥症候群(あおいとりしょうこうぐん)は、精神科医の清水将之が1980年代から用い始めた表現であり、モーリス・メーテルリンク作の童話『青い鳥』にちなんだもの。自分の居場所を身近に見つけられず悩む者、より良い仕事を目指して漠然と離職・転職を繰り返す青年を『青い鳥』の主人公のチルチルとミチルになぞらえた比喩的表現。

清水将之が1980年代から用い始めた表現・造語であり、自分には現状よりも良い仕事や居場所があるはずだと転職を繰り返す青年について、幸せの象徴である「青い鳥」を追い求めたチルチルとミチルに例えたものである[1][2]。1980年代初頭から流行語的に広まり、1983年に同名の書籍『青い鳥症候群』が弘文堂から刊行される[3][4]。清水は、進学校から一流大学・一流企業とエリートコースを辿った青年によく見られると指摘し、学歴偏重の教育によって生まれた行動パターンだとしている[2][5]。

脚注

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出典

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  1. ↑ 『広告・ほんね・うら・おもて』ティビーエス・ブリタニカ、1982年、20-23頁。doi:10.11501/12023288。
  2. 1 2 『社会心理用語事典』至文堂、1987年、5頁。doi:10.11501/13310548。
  3. ↑ 『昭和流行語グラフィティ 昭和元年から平成元年まで』毎日新聞社、1991年、198頁。doi:10.11501/13242834。
  4. ↑ 高林裕子 (1984). “本の紹介 青い鳥症候群”. ケース研究 (日本調停協会連合会) 2 (200): 179. doi:10.11501/2672610.
  5. ↑ 『メンタルヘルス解説事典』中央法規出版、1987年、139-140頁。doi:10.11501/12756159。