世界のマーチ

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世界のマーチ(せかいの・マーチ)は1974年4月8日から1981年10月2日まで[1]TBSラジオにて放送されていた、行進曲を聴く音楽番組である。

概要[編集]

世界各国で聞き継がれている行進曲を、バレーボール解説者の松平康隆が毎回数曲紹介していた。番組開始の頃は松平が社員として属していた日本鋼管(現・JFEエンジニアリング)の協賛であった[2]が、松平は後に降板。その後一時期雪印乳業(現・雪印メグミルク)が協賛していた時代もあった。

日本鋼管が提供していた頃は「若い心・若い力を大切にするNKK日本鋼管」という提供クレジットがあった。

また、月1回程度「ランチタイムコンサート」と称し、TBSのスタジオで公開録音が行われたほか、各地のJRN加盟局にもネットしており、地方発の公開録音も行われたことがあった。松平は日本鋼管社員時代にはバレーボール日本男子代表監督他による遠征で欠席したことがあり、その時はTBSのアナウンサーらが代役をしたこともあった。

オープニング・エンディングでは、行進曲である「ボギー大佐」が使用されていた。オープニングのタイトルコールは遠藤泰子が担当。

放送時間[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 『TBS50年史』資料編 P176
  2. ^ この時代は「日本鋼管・世界のマーチ」と称していた。