陳至沢

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陳 至沢(陳至澤、ちん したく、生没年不詳)は、南朝陳皇太子。臨海嗣王。

経歴[編集]

廃帝陳伯宗王皇后のあいだの子として生まれた。光大元年(567年)7月、皇太子に立てられた。太建2年(570年)、父の陳伯宗が殺害されると、臨海王の封を嗣いだ。まもなく宣恵将軍となった。陳が滅亡すると、長安に入った。

伝記資料[編集]