酸化タングステン(IV)
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| 物質名 | |
|---|---|
別名 三酸化タングステン | |
| 識別情報 | |
| ECHA InfoCard | 100.031.662 |
CompTox Dashboard (EPA)
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| 性質 | |
| WO2 | |
| モル質量 | 215.84 g/mol |
| 外観 | 青銅色の固体 |
| 密度 | 10.8 g/cm3, 固体 |
| 融点 | 1700 °C (分解) |
| 構造 | |
| 単斜晶系 | |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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酸化タングステン(IV)(さんかタングステン、tungsten(IV) oxide)は、化学式が WO2 の無機化合物である。青銅色の固体で、結晶は単斜晶系である[1]。短い W-W 結合 (248 pm) を持つ八面体配位の WO6 を中心とした歪んだルチル型の構造をとる[1]。それぞれのW中心は d 2 の電子配置をとるため、大きな電気伝導性を持つ。
合成
[編集]900°Cで40時間かけて酸化タングステン(VI)をタングステン粉末で還元することによって合成する。この反応は中間体として部分的に還元され、混合原子価状態の W18O49 を経て進行する。モリブデン類縁体である酸化モリブデン(IV) MoO2 も同様に合成される。
単結晶は、ヨウ素を使った化学輸送法によって得られる。ヨウ素は揮発性の WO2I2 の形で WO2 を輸送する[2] 。
脚注
[編集]- ^ a b Wells, A. F. (1984). Structural Inorganic Chemistry, 5th Ed., Oxford Science Publications. ISBN 0-19-855370-6.
- ^ Conroy, L. E.; Ben-Dor, L. (1995). "Molybdenum(IV) Oxide and Tungsten(IV) Oxides Single-Crystals." Inorganic Syntheses, Vol. 30, pp. 105-107. ISBN 0-471-30508-1.