酒井美喜雄

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酒井 美喜雄
生誕 1890年10月7日
日本の旗 日本 愛知県
死没 (1939-09-15) 1939年9月15日(48歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1911年 - 1939年
最終階級 陸軍少将
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酒井 美喜雄(さかい みきお、1890年明治23年)10月7日 - 1939年昭和14年)9月15日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将功三級[2]

経歴・人物[編集]

愛知県出身[1]1911年(明治44年)陸軍士官学校第23期卒業、陸軍歩兵少尉に任官[1][3]

1937年(昭和12年)8月に陸軍歩兵大佐を経て、翌年の1938年(昭和13年)4月に歩兵第72連隊長(関東軍第23師団、第23歩兵団)に任ぜられ、ノモンハン事件に出動[1][2]。攻勢移転初日に師団正面より前進を始めるが、攻撃を受け負傷し後退[1]。ハルビン陸軍病院で治療中に連隊長の職を免じられ、自決[1]。陸軍少将に特進した[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 『日本陸軍将官辞典』331頁。
  2. ^ a b c 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』307頁。
  3. ^ 『官報』第8557号、明治44年12月27日。

参考文献[編集]

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。