郭店一号楚墓

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郭店一号楚墓(かくてんいちごうそぼ)は、中国湖北省荊門市沙洋県紀山鎮郭店村に位置する陵墓

1993年に発掘調査が行われ、大量の竹簡が発見された(郭店楚簡)。その中には、儒家にかかわる未発見の文献や『老子』などが含まれており、中国思想の常識を覆すものであった。

出土した器物の特徴などの観点からみて、紀元前300年頃のの貴族の墓である。

また、1994年香港のブラックマーケットに出現した竹簡(「上海博物館蔵戦国楚竹書」。放射性炭素による年代測定の結果は紀元前308年±65年とされる)も、郭店一号楚墓から盗掘されたものとの考えもあるが、詳細は不明である。

参考文献[編集]

*湖北省荊門市博物館、荊門郭店一号楚墓, 文物 1997年7月号 p35-48 ,文物出版社、北京