輜重兵の歌

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輜重兵の歌(しちょうへいのうた)とは、日本の軍歌

歌が作られたのは1937年(昭和12年)以降とされるが、詳細は不明。

歌詞[編集]

  •  作詞:不明
  •  作曲:不明
しちょうへいのうた 輜重兵の歌
あゝしんしゅうのそらたかく
そびゆるふようのゆるぎなき
くにのまもりとつどいたる
われにここうのほまれあり
鳴呼神州の空高く
聳ゆる芙蓉の搖ぎなき
國の干城と集いたる
我に股肱の榮譽あり
けんぐんとおきむかしより
せいぎにはむこうてきもなく
いきけんこうのますらおが
えりにかがやくあいのいろ
建軍遠き昔より
正義に刃󠄁向う敵もなく
意氣軒昂の益荒男が
襟に輝く藍の色
ばくふういちぐうてんあれて
うつらんのいろたたんとす
ふたてにいくさをささうるは
やまとだんじのいきとしれ
驀風一遇天荒れて
蔚藍の色立たんとす
雙手に戰を支うるは
大和男兒の意氣と知れ
しっぷうもくういくさんが
しゅうそうれつじついくとせや
ただひとすじのせいしんに
われははこばんたまとかて
櫛風沐雨幾山河
秋霜烈日幾とせや
唯一すじの誠心に
我は運ばん彈丸と糧
すすめやうまのくちをとり
はしれやはんどるにぎりしめ
きせよせいぎのみいくさの
さだめにかかるわがつとめ
進めや馬の口をとり
走れや轉把握りしめ
期せよ正義の皇軍の
運命にかかる我がつとめ
かのえいけつのなをつたえ
しおくのたみのちににじむ
えんえんたりやちょうじょうの
さじんにたかしわがぶくん
彼の英傑の名を傳え
四億の民の血ににじむ
蜿々たりや長城の
砂塵に高し我が武勳
びょうぼうせんりたいようの
はてなきゆうとうつぼつの
えりにいろどるわがゆうし
つとめんかなやきみがため
渺茫千里大洋の
果なき雄圖鬱勃の
襟にいろどる我が勇士
努めん哉や君がため

関連項目[編集]

脚注[編集]