護郷神社

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護郷神社
所在地 埼玉県越谷市増林3199
位置 北緯35度54分45.8秒 東経139度48分28秒 / 北緯35.912722度 東経139.80778度 / 35.912722; 139.80778 (護郷神社)座標: 北緯35度54分45.8秒 東経139度48分28秒 / 北緯35.912722度 東経139.80778度 / 35.912722; 139.80778 (護郷神社)
主祭神 木花佐久夜比売命
社格 村社
創建 不詳
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護郷神社(もりさとじんじゃ)は、埼玉県越谷市神社

歴史[編集]

創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿』に掲載されている[1]ことから、少なくとも江戸時代後期には既に存在していたものと推測される。「福寿院」が別当寺であった。福寿院は明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[2]

明治以降の近代社格制度では「無格社」であった。1913年(大正2年)の神社合祀により、周辺の神社が合祀された。合祀された神社の中に村社が2社(増林香取神社中島稲荷神社)あったことから、当社も村社になった。そして「土を守する」意味を込めて「護郷神社(もりさとじんじゃ)」に改称された[2]。なお、増林香取神社は1949年昭和24年)に、中島稲荷神社は1990年平成2年)に復祀されている。

交通アクセス[編集]

  • 路線バス小田急弥栄団地入口停留所より徒歩11分。

脚注[編集]

  1. ^ 新編武蔵風土記稿 増林村.
  2. ^ a b 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、1220-1221p

参考文献[編集]

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
  • 「増林村 浅間社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ206埼玉郡ノ8、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764008/42