藤原輔相

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藤原 輔相(ふじわら の すけみ、生没年不詳)は、平安時代中期の官人歌人藤原北家権中納言藤原長良の孫で越前権守藤原弘経の子。無官であった。藤六と号す。

経歴[編集]

拾遺和歌集』に37首もの歌が入集しているが、その経歴は不明であり、『尊卑分脈』の記載から家系が分かる程度である。また、藤六という号の由来も不明で、弘経の六男であったことに由来するという説もある[1]。家集『藤六集』が伝わっている。

脚注[編集]

  1. ^ 山岸徳平『和歌文学研究』、1971年