舞鶴荘

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舞鶴荘(まいづるそう)は、佐賀県唐津市にある旧高取家住宅(旧高取邸)の南邸にあたる建物[1]九州電力が所有している[1]

歴史[編集]

国の重要文化財になっている旧高取家住宅(旧高取邸)を邸宅としていた高取伊好が娘婿夫婦のために大正時代後期の1922年大正11年)に建築した[1][2]。重厚な唐破風の車寄せなどを特徴とする近代和風建築である[1]

1962年昭和37年)からは九州電力の保養所として利用された[2]。しかし、本館については2014年平成26年)から閉鎖されている[2]。跡地利用のため九州電力は2021年令和3年)の春と秋にマルシェを開催し、2022年(令和4年)8月から屋外スペースを無料で貸し出すことになった[2]

施設[編集]

本館、庭園エリア(2箇所)、サービス棟エリア、イベントエリアからなる[1]

  • 本館(九州電力の保養所として使用されていたが閉鎖中[1]
  • 庭園エリア
  • サービス棟エリア
  • イベントエリア

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 舞鶴荘ば使ってみらんね?”. 九州電力. 2022年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c d 飲食や雑貨ずらり マルシェにぎわう 唐津の舞鶴荘活用し催し”. 佐賀新聞. 2022年9月1日閲覧。