自家治癒

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自家治癒(: self cure)とはすでに成虫が寄生している動物に新たに幼虫の感染があると、すでに寄生している成虫が幼虫の感染により生じた宿主免疫反応によって排除される現象。セルフ・キュアとも呼ばれる。新しく感染した幼虫は発育する。羊の捻転胃虫で初めて知られた現象であり、その他、毛様線虫鶏回虫牛肺虫でも生じると考えられている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 石井敏雄 『獣医寄生虫学・寄生虫病学(1)総論/原虫』 講談社サイエンティフィク 1998年 ISBN 4061537156