結婚行進曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

結婚行進曲(けっこんこうしんきょく)は、結婚式で演奏される行進曲。多くの場合、新郎新婦の入場または退場の時に流れる。あるいは、祝典行進曲の一種として、結婚式を祝賀して作曲された行進曲。

有名な曲[編集]

結婚行進曲 (メンデルスゾーン)英語版
メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』の中の一曲。次に示す楽譜は、その冒頭部である。
Mendelssohn Wedding March Theme.jpg


ワーグナーの結婚式行進曲

この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。
婚礼の合唱英語版
ワーグナーのオペラ『ローエングリン』から。榎本健一が謡曲『高砂』の詞をこの曲に乗せて歌ったものもよく知られている。次に示すのは、その冒頭部の楽譜である。
Wagner Bridal March Theme.jpg


これら2曲は、1858年プロイセン王太子フリードリヒ3世イギリス王女ヴィクトリアの結婚式で初めて「結婚行進曲」として演奏されたものである。特に統計は無いものの、上記の2曲の演奏比率は圧倒的に高い。ただ、この2人の作曲家は共にドイツプロテスタントであり、それ以前にカトリックではオペラ演劇など世俗行事のために作られた行進曲を結婚式に用いることを戒める教えも存在する(バチカン典礼音楽の指針」)。しかし少なくとも日本では、信者同士の結婚でもない限り、そこまで厳密なことをいう教会は少ない。