糖朝

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糖朝 東京青山店

糖朝日本語読み: とうちょう、英語: Sweet Dynasty)は香港に本店を置く飲食店。名前は唐朝をもじったもので、「唐」を砂糖を意味する同音の「糖」に書き換えている。名前のとおりスイーツレストラン(甘味処)とされるが、点心広東料理炒め物、蒸し飯などもある。

概要[編集]

もともとは、1991年に香港の女性洪翠娟(デイジー・ホン)が香港島跑馬地で始めた甘味処。のちに九竜半島の広東道100号に支店を開き、現在はこちらが本店となっている。香港では桶で供する豆腐花で有名となった。汁粉白玉団子などの伝統的な中国系スイーツのほか、すでに香港でブレークしていたマンゴープリンなども取り入れ、後に点心、麺類、軽食も扱うことで幅広い客を取りこむことに成功した。現在、台湾台北市高雄市中国上海市にも支店を持つが、台北の微風広場店のように撤退した店舗もある。

日本支店[編集]

日本ではアールティーコーポレーションが、チェーンを展開している。同社は髙島屋の子会社で、台湾の鼎泰豊の日本支店も運営している。スイーツの中でもマンゴープリンは、糖朝が日本で2005年ごろにおきたブームの火付け役となり、現在も同店の看板メニューとなっている。現在、香港スイーツレストラン 糖朝、粥茶館 糖朝・糖朝CAFEの2つのスタイルを展開している[1]

脚注[編集]

  1. ^ 日本糖朝2つのスタイル(糖朝)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]