米田智彦
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よねだ ともひこ 米田 智彦 | |
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![]() 撮影日 2012年6月16日(39歳) | |
生誕 |
1973年1月23日(50歳) 日本福岡県福岡市 |
教育 | 青山学院大学卒業 |
職業 | 編集者、文筆家、ディレクター、起業家 |
代表経歴 | 出版,ウェブ、ソーシャルメディアのキャンペーン、プロダクト開発、イベント企画・編集・執筆・プロデュース等 |
肩書き | 編集者、ディレクター、起業家 |
米田 智彦(よねだ ともひこ、1973年1月23日 - )は、日本の編集者、文筆家、コンテンツディレクター。
前ライフハッカー[日本版]編集長、前「FINDERS」創刊編集長。
概要[編集]
福岡県福岡市出身。福岡県立修猷館高等学校卒[1]。青山学院大学在学中からミュージシャンとして活動。1995年、薬害エイズ訴訟における学生支援に加わり、「人間の鎖」に参加。同年9月、自ら作詞作曲したHIP HOPの楽曲で渋谷を1000人とともに抗議パレードを行い、新聞各紙に報道されるこの楽曲はニッポン放送のスタジオでレコーディングされCDシングルとして限定発売される。その後、全国から集まった嘆願書を厚生省に入り、役人に提出した。また、ニッポン放送での特番も組まれ出演。その他にも各地で学生代表として講演を行う。1996年2月は厚生省に近い日比谷公園での座り込み運動を行い、原告、弁護団、学生支援の活動により、当時の厚生省・菅直人厚生大臣の謝罪と賠償につながった。全面勝利は戦後の市民運動としては画期的なものであった。この頃の様子は小林よしのり著『新ゴーマニズム宣言』の漫画に本人として登場しているが、小林は支援する学生たちが共産党に利用されていると主張、「日常へ帰れ」と学生を糾弾。しかし、実際には学生たちは運動が終結後就職しており、そもそも米田はノンポリであった。米田は厚生大臣の謝罪と和解、被害者への損害賠償という「ゴールがある市民運動」であることを自覚して参加しており、終わりなきイデオロギーを伴った市民運動を行うつもりはなく、小林を信頼していた学生に対する小林の一方的な思い込みと漫画上の勧善懲悪の過激な演出、そして無償で原告のために活動していた学生たちへのパワハラ行為であった。
大学卒業後は時事通信社・社会部のアシスタントになり、その後、研究機関、出版社、ITベンチャー勤務を経て、フリーの編集者・ディレクターとして出版からウェブ、ソーシャルメディアを使ったキャンペーン、プロダクト開発、イベント企画まで多岐にわたる企画・編集・執筆・プロデュースに携わる。
2005年より「東京発、未来を面白くする100人」をコンセプトとしたウェブマガジン「TOKYO SOURCE」を有志とともに運営。数々の次世代をクリエイトする異才へのインタビューを行う。
2011年の約1年間、家財と定住所を持たずに東京という"都市をシェア"しながら旅するように暮らす生活実験「ノマド・トーキョー」を敢行。約50カ所のシェアハウス、シェアオフィスを渡り歩き、ノマド、シェア、コワーキングなどの最先端のオルタナティブな働き方・暮らし方を実践する100人以上の「ライフデザイナー」と出会い、その現場を実体験する。
2014年3月、ウェブメディア『ライフハッカー[日本版]』の編集長に就任。
2014年6月より、TOKYO MXテレビが平日朝放送している「モーニングCROSS」の準レギュラーのゲストコメンテーターとして出演している。 ※但し不定期出演 ※準レギュラーは自称であり該当番組公認の準レギュラーではない。
2014年10月、「小屋展示場 by SuMiKa」に自身が企画立案した”移動型モバイル・トイレ型書斎”「In & Out & Go(号)」をデザイナーの安藤僚子の制作で出展[2][3]。ものづくりの分野にも進出。
2015年4月、東急ハンズ銀座店にも「小屋をめぐる冒険〜ものづくり者たちの見本市」に同作品を展示[4]。
2017年6月、ウェブメディア『ライフハッカー[日本版]』の編集長、退任。
2018年2月、株式会社シー・エヌ・エス・メディア代表取締役に就任。
2018年4月、「クリエイティブ×ビジネス」をコンセプトにしたウェブメディア「FINDERS」を創刊。発行人兼編集長に就任。
2022年3月、株式会社シー・エヌ・エス・メディア代表取締役及びFINDERS創刊編集長を退任。
2023年6月、国際テックカンファレンス「Inter2.0 Dubai Spring 2023」「[1]」にて日本人初の「Outstanding Leadership Award」を受賞。同カンファレンスのパネルディスカッション「テクノロジーと社会的責任」に登壇。
主な作品[編集]
- 『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』(ピエブックス、2008)共著 ISBN 978-4-89444-728-8
- 『混浴温泉世界ー場所とアートの魔術性』(河出書房新社、2010)編著 ISBN 978-4-309-90864-9
- 『USTREAMビジネス応用ハンドブック 最新200事例から成功の秘訣を学ぶ』(アスキーメディアワークス、2010)共著 ISBN 978-4-04-868689-1
- 『僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方』(ダイヤモンド社、2013)ISBN 978-4-478-02268-9
- 『セカ就!世界で就職するという選択肢』(朝日出版社、2013)企画・編集 ISBN 978-4-255-00729-8
- 『デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本』(PHP研究所、2014)ISBN 978-4-569-81699-9
- 『いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017)ISBN 978-4-799-32031-0
脚注[編集]
- ^ 東京修猷会 第12回Salon de 修猷(2018年9月8日(土))
- ^ 小屋展示場 by SuMiKa - カヤックLIVING
- ^ In & Out & Go - ライフハッカー
- ^ 小屋をめぐる冒険〜ものづくり者たちの見本市 - ライフハッカー[日本版]
外部リンク[編集]
- 米田智彦 (@tomohiko_yoneda) - Twitter
- 米田智彦 (Tomohiko-Yoneda-126843464052869) - Facebook
- HUFFPOSTもういい加減、ノマドのその先に行かないか?
- ライフハッカー[日本版]
- 米田智彦「新時代の生活実験者に会ってみた!」
- ライフハッカー、ハフィントン・ポスト、WIREDの現役編集長が語ったウェブメディアの現状と将来
- Schooでの講義
- ミーティア 米田智彦「’90s的音楽」
- マイナビウーマン【女性の働き方ラボ Part1】選択肢あふれる時代の「セルフデザイン」とは?
- Dropbox Business ライフハッカー[日本版]編集長 米田智彦インタビュー
- Fraze Craze 編集者・ 米田智彦さんインタビュー
- greenz.jp 孤独になれる時間と空間を守る。ライフハッカー [日本版 編集長・米田智彦さんが、小屋を通じて見通す未来とは]
- LO活 第11回「自分らしく生きたい」が地方に目を向けるきっかけになる
- [2]
- KAI-YOU Premium米田智彦さんの記事一覧
- ライフハッカー[日本版] 時間は「限りある資源」:ライフハッカー[日本版]編集長・米田智彦の仕事術
- ABEMA Prime 24時間常駐!1時間5万円の転職相談に誘導も…“Clubhouse沼”にハマった『FINDERS』米田智彦氏と田端信太郎氏が語った音声型SNSの魅力