神奈川県立近代美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Margin1522 (会話 | 投稿記録) による 2013年4月29日 (月) 17:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク: fix dead link)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

神奈川県立近代美術館(かながわけんりつきんだいびじゅつかん)は、日本初の公立近代美術館。鎌倉館、鎌倉別館、葉山館からなる。

各館概要

鎌倉館(2002年7月撮影)

鎌倉館(本館)

1951年神奈川県鎌倉市雪ノ下・鎌倉八幡宮境内に開館。日本最古の近代美術館である。坂倉準三設計。1999年DOCOMOMO日本の近代建築20選に選出されるなど、美術館自体も日本を代表する近代建築として高い評価を受けている。

鎌倉別館

1984年開館。大高正人設計。主に常設展を担当する。

葉山館(2004年4月撮影)

葉山館

2003年神奈川県三浦郡葉山町に開館。元は高松宮家別邸であった。海岸沿いに位置し、自然光や風景を展示室に取り込むなど、多くの実験的な要素を持つ。主に企画展を担当する。

建築概要

  • 所在地―鎌倉市雪ノ下2-1-53(本館・新館)、2ー8ー1(別館)、三浦郡葉山町一色2208-1(葉山館) 
  • 竣工年―1951年(本館)、1966年(新館)、1984年(別館)、2003年(葉山館)
  • 設計者―坂倉準三建築研究所(本館・新館)、大高建築設計事務所(別館)、佐藤総合計画(葉山館)
  • 延床面積―2,435m²(本館+新館)、1,599m²(別館)、7,111m²(葉山館)

外部リンク