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社会関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

社会関係(しゃかいかんけい, Social relation)とは社会学用語の一つ。社会において社会集団を形成している諸個人が、相互作用に基づいて持続的にかつ安定的に営むことから一定の行動様式を築いて行い合っている関係。これは相互が直接的に接触することをとして築かれているものと、相互が様々なコミュニケーションを経ることで間接的に接触することを基として築かれたものとが存在する。これらの接触をするということで互いは影響しあうようになり、これが相互作用となり、そして反復をされるようになり、そして互いが期待に応えられるように互いの行動を規制し合うことができるようになった状態が社会関係が築かれた状態であるというわけである。また社会関係においては健康という事柄もこれが築かれていく要素となる。たとえば人間の健康状態が異なっているならば、このことから他人と関わる頻度が異なってきたり、どのような人間と関係を持つかなどということも異なってくるからである。このために社会関係というのは医療福祉などといった分野においても研究されている事柄である。

パラソーシャル関係

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パラソーシャル関係英語版(パラソーシャル・インタラクション)とは、現実に対面したことがない相手に対して、一方的に親近感や友情を感じる関係性のことである[1]

パラソーシャル関係という言葉は、1950年代のテレビ画面上の著名人に対して、視聴者がどのような反応を示すのかを調べた研究で社会学者のドナルド・ホートンとリチャード・ウォールによって造語された[2][3]。20世紀後半になると、ファン文化は若さや未熟さと結びつけられるようになった。思春期の若者は特に強いパラソーシャル関係を形成しやすく、ファンによる迷惑行為も思春期のパラソーシャル関係の強さが招いた結果とする研究者もいる[3]

2025年11月18日、ケンブリッジ英英辞典英語版はパラソーシャルを今年の言葉とし、知人ではない人間や対話型AIなどへの一方的な感情で、不健康かつ強烈なパラソーシャル関係が築かれていることへの懸念として選ばれた[2]

関係と相互作用の形態

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社会学的階層[4]
物理的な動きか 意味を持つか 他人に向けられたものか 応答を待っているか 特徴的で他にはない
相互作用
相互作用 偶発的、非計画的だが
繰り返される相互作用
定期的なものである 法律、慣習、伝統によって
記述された相互作用
社会的相互作用
スキーム
振舞い
(behavior)
Yes
行動・アクション Yes 恐らくYes
社会的態度
(Social behavior)
Yes No Yes
社会的行為
(Social action)
No Yes Yes No
社会的接触 Yes Yes Yes Yes Yes
社会的相互作用 Yes Yes Yes Yes Yes Yes
繰り返される相互作用 Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes
定期的な相互作用 Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes
規則化された相互作用 Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes
社会関係
(Social relation)
Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes No

脚注

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  1. ^ 川端壮康; 荒木紳伍『パラソーシャル関係における親密感がインターネット上の攻撃性に及ぼす影響について』2025年8月1日。doi:10.24511/0002001479https://doi.org/10.24511/00020014792025年11月29日閲覧 
  2. ^ a b ケンブリッジ辞典が選ぶ今年の単語は「パラソーシャル」、有名人やAIを相手に築く「不健康な」関係”. CNN.co.jp. 2025年11月29日閲覧。
  3. ^ a b 「推しがいること」は脳にとって薬か毒か、一方通行の関係の科学”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2025年11月29日閲覧。
  4. ^ Sztompka, Piotr. 2002. Socjologia, Znak. ISBN 83-240-0218-9. p. 107.

外部リンク

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