砲金
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砲金(ほうきん、英語: Gunmetal)は、銅合金の一種で、銅Cu と錫Sn の合金。 一般に銅90 %、錫10 %程度の組成である。
靱性に富む性質があることから大砲の砲身の材料であった。鋳造が容易で、耐磨耗性や耐腐食性にも優れる。 大砲に用いられた出自からガンメタルと呼ばれ、日本語として砲金が使われるようになった。 なお、プラモデル、とくにその塗料における「ガンメタル」は銃器などに多い、金属光沢をもつ黒(黒鉄色、黒メタリック、ガンメタリック、ダークグレーメタリック)として認識、販売されている。
青銅の一種とする分類もある。JIS H 5120(銅及び銅合金鋳物)に規定され、材料記号はCAC406(旧記号:BC-6)などと表記される。
用途[編集]
代表的な使途としては、蛇口やメーターなど、水道の配管部材が挙げられる。