石切山脈

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石切山脈(いしぎりさんみゃく)は、茨城県笠間市稲田にある、稲田石(稲田白御影石)の採石場。絶景スポットとして人気の景勝地である。東西8㎞、南北6㎞の範囲に及ぶ。採掘規模は日本で最大とされる[1]。稲田石という花崗岩は、非常に高品質であることで知られ、国会議事堂や日本橋、最高裁判所東京都千代田区)などに、この石が使用されている[2]。「茨城のグランドキャニオン」と称されることもある[3]。自然の山ではなく、採石場跡に溜まった湧水山脈に見えることから観光地となった[4]茨城百景にも選定されている。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 観光情報 : 笠間観光協会”. www.kasama-kankou.jp. 2021年1月18日閲覧。
  2. ^ 稲田石』 - コトバンク
  3. ^ 茨城のグランドキャニオンとしてSNSで話題!笠間市の「石切山脈」とは?”. skyticket 観光ガイド. 2021年1月18日閲覧。
  4. ^ 【ニッポン探景】石切山脈(茨城県笠間市)わき水に浮かぶ屏風絵『読売新聞』朝刊別刷り「よみほっと」2019年12月15日1面掲載。

座標: 北緯36度22分29.64秒 東経140度12分19.08秒 / 北緯36.3749000度 東経140.2053000度 / 36.3749000; 140.2053000