真行寺千佳子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真行寺 千佳子(しんぎょうじ ちかこ、1952年 - )は、日本生物学者。専門は細胞生理学[1]。特に精子べん毛運動の研究の成果は高く評価されている[1]学位は、博士(理学)東京大学論文博士・1992年)。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻准教授を経て、東京農工大学客員教授[2]

来歴[編集]

1952年、東京都生まれ[1]。父は外科医[3]。祖父も医師雙葉中学校・高等学校を卒業後、東京大学理科二類に進学[3]。1976年3月、東京大学理学部生物学科卒業[1]。1978年12月、同大学大学院理学系研究科博士課程中退[3]。1979年1月から東京大学理学部生物学科(動物学教室)助手[3]。1992年、東京大学より博士(理学)の学位(論文博士)を取得[3]。1995年、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻助教授、2007年、同准教授[3]。1999年4月から2000年3月まで東京大学総長補佐[3]

博士課程在学中に結婚したが、のちに離婚、子供はいない[3]

2002年、第22回猿橋賞日本動物学会賞を受賞[1][3]

脚注[編集]