病みカワ

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病みカワ(やみカワ)とは病んでる事とかわいさが融合した日本のサブカルチャーである[1]

概要[編集]

2013年頃に起きたゆめかわいいブームに死や病気を連想させる病みが合体して出来上がる[2]。ブーム自体は2015年とも言われている[3]包帯眼帯など医療的アイテムやリスカ、自殺ロープなど死を連想させるアイテムも多い[2]

バンドカルチャーとも絡んでいて、十代の悩みや絶望をテーマにしたシェルミイや『永眠』をかわいらしさでくるんだヴィジュアル系バンド・ユメリープと親和性がある[3]

脚注[編集]

  1. ^ 寺田拓晃, 渡邊誠「「メンヘラ」の歴史と使用に関する一考察」『臨床心理発達相談室紀要』第4巻、北海道大学大学院教育学研究院 臨床心理発達相談室、2021年3月、1-16頁、doi:10.14943/rshsk.4.1hdl:2115/81066ISSN 24347639CRID 1390572174842367104 
  2. ^ a b 原宿系個性派ファッションジャンル大辞典!江崎びす子たんがイラスト入りで解説します♪”. HARAJUKUPOPWEB. 2021年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  3. ^ a b アルルカン、DEZERT、シェルミィ、ユメリープ…歌詞や世界観がティーン層に刺さるV系バンド”. Real Sound. 2019年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023‐05‐28閲覧。