甲屋敷古墳

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甲屋敷古墳(こうやしきこふん)とは、愛知県小牧市にある古墳時代古墳である。本格的な調査が行なわれていないためはっきりとしたことは解かっていないが、出土品から3世紀末から4世紀頃に築造されたと考えられている。

概要[編集]

古墳の高さは約5m、直径約30m。現状円墳のように見えるが、現在すでに3分の2程が破壊されたと見られており、築造された当時は前方後方墳前方後円墳であったのではないかと考えられている。内部構造は粘土槨[1]1978年3月には出土品である三角縁神獣鏡が小牧市の有形文化財[2]、また1992年8月には古墳全体が同市の史跡に指定されている[3]

歴史[編集]

出土品[編集]

  • 三角縁神獣鏡 - 昭和初期、古墳の土を削った際に見つかった。直径は20.8cmで、古墳時代に日本国内で製造されたと考えられている。1975年(昭和50年)頃に小牧市の歴史に関する書籍の編纂にともない古墳の調査が行なわれた際、埋葬主体の一部が発見されたが、この中に納められていたのではないかとも考えられている。現在鏡は小牧市歴史館に保存・展示されている。[4]
  • 赤い顔料

所在地[編集]

愛知県小牧市小木2丁目474番地1号

交通手段[編集]

周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 棺などが粘土で覆われた構造のこと。
  2. ^ 甲屋敷古墳出土の三角縁神獣鏡”. 小牧市 (2012年9月6日). 2013年5月28日閲覧。
  3. ^ 甲屋敷古墳”. 小牧市 (2012年9月6日). 2013年5月28日閲覧。
  4. ^ 似たような鏡は、古墳の南側にある宇都宮神社などからも出土している。

関連項目[編集]

  • 小木古墳群 - この古墳を含むこの辺り一帯にある古墳の総称。

外部リンク[編集]