田中諭一郎

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田中 諭一郎(たなか ゆいちろう、1901年5月1日 - 1983年11月25日)は、日本の農学者。柑橘類の研究で知られる。

略歴[編集]

愛知県出身。愛知県立農林学校(現・愛知県立安城農林高等学校)を1919年に卒業、農商務省園芸試験場の助手となり、台北帝国大学園芸教室の助手、講師を務めた[1]。1941年から静岡県柑橘試験場の技師となった。1942年、台北帝国大学から『日本在来果樹、特に柑橘、栗、梅に関する譜学的研究』で農学博士号を得た[2]。1946年、静岡県柑橘試験場長となった。柑橘類の分類と育種を専門とし、静岡県内のミカン栽培の巡回指導をした[1]温州ミカンの品種、「宮川早生」、「肥後早生」、「青島温州」などの育種、普及に貢献した。著書に『日本柑橘図譜』(1948年)などがある。

著作[編集]

  • 園芸植物繁殖法〈上,下巻〉 (1935年/1935年)
  • 日本柑橘図譜〈上,下巻〉―日本に於ける柑橘の種類に関する譜学的研究 (1948年)
  • 園芸植物繁殖法〈上,下巻〉(1949年)
  • みかんとびわ (1950年) (職業文庫)
  • ミカンの増収技術 (1960年)

参考文献[編集]

Yu.Tanakaは、植物の学名命名者を示す場合に田中諭一郎を示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIAuthor Detailsを検索する。)