王玄

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王 玄(おう げん、生没年不詳)は、東晋の武将・政治家。は眉子。本貫琅邪郡臨沂県琅邪王氏の一門で王衍の子。姉妹に王景風・王恵風ら。

略歴[編集]

彼は、生まれつき豪勇で事があったときには情緒に左右されなかった。同時に俊敏に富んで、簡曠を敬慕して、衛玠とともにその名を馳せた。東晋の要職にあった荀藩は王玄を陳留郡太守に推挙して、尉氏県に駐屯させた。後に戦乱を避けて、親交があった祖逖のもとに身を寄せようとしたが、途中で盗賊に殺害された。

参考文献[編集]