玉井権右衛門
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玉井 権右衛門(たまい ごんえもん、文久2年2月15日[1](1862年3月15日) - 昭和11年(1936年)8月20日[2])は、日本の実業家、政治家。衆議院議員。
来歴
[編集]信濃国更級郡中沢村(現長野県長野市)に生まれる。家業の蚕種業を継ぎ、販路を拡大する。明治25年(1892年)東福寺村長となり、以後、更級郡会議員、長野県会議員を歴任し、大正4年(1915年)第12回衆議院議員総選挙に立憲政友会から出馬し当選した。
政界引退後は更埴銀行の頭取を務めたが、昭和金融恐慌の影響を受け、昭和6年(1931年)に銀行が閉鎖され、私財の多くを失った。
脚注
[編集]出典
[編集]- 『長野県歴史人物大事典』郷土出版社、1989年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』 角川書店、1996年。