ピエールイジ・マンチーニアート
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ピエールイジ・マンチーニアート(Pierluigi Manciniart)は、主にイタリアと日本で活動しているイタリア・ローマ出身の立体造形作家ピエールイジ・マンチーニ(Pierluigi Mancini, 1964年7月7日 - )の作家名。木々や石・雲・動物などの自然からインスピレーションを受け、鉄や真鍮・ブロンズを用いて幾何学・抽象的な制作を行う。
ピエールイジ・マンチーニアート | |
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誕生日 | 1964年7月7日(60歳) |
出生地 | ローマ, イタリア |
受賞 | 東京都美術館SEIKO美術展 金賞 |
ピエールイジ・マンチーニ
来歴
ファイル:ManciniArt 枝の彫刻.png | |
現況 | イタリア、ポルトフィーノのMuseo Del Parcoに永久展示 |
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1964年7月7日ローマ生まれ。幼い頃からメカニック愛好家の父を見て育ち、身の回りの素材を組み合わせて小さな工作をしていた。自身が過ごしたローマの街からも多大な影響を受け、絵画や彫刻などのアートに傾倒する。
デザイン技術専門学校を卒業した後、いくつもの国を旅した。オーストラリアではDino BurattiniやFuller Cookら建築家と、日本では北海道の建築家と共に仕事をした。これらの経験が、のちの制作の基本となっている。
近年は日本とイタリア・アメリカを行き来し、彫刻作品の制作や展示会・販売を行っている。イタリアのペルージアアカデミーやローマで新技術やセラミックの授業を受講したり、日本で書道を学んだりと、新しい技術や文化の習得に挑戦している。
ハスの花の真鍮の彫刻
建中寺に置かれている
2022年と2023年に牧野光代氏とのコラボレーションで、鉄とガラスを組み合わせた花瓶の彫刻とアクリル絵の具と鉄の抽象作品を作成した。
現代美術の屋外彫刻
2021年ハスの花の真鍮の彫刻。名古屋の建中寺に置かれている。この 永久的な彫像は50cmであり、セメントの円柱の上に固定されている(全長150cm)。この像の反射の中に周りの寺と自然が美しく映って見える。
2023年にマンチーニアートはイタリアのポルトフィーノのMuseo Del Parcoのために、Ramiの銅像を作成した。コンクリートの上に設置されている全長150cmの銅像は現在Museo Del Parcoに展示されている。
出品・受賞歴
- 2020年11月 東京都美術館 グループ展
- 2020年 YICCA アートコンテスト
- 2020年12月 銀座GalleryG2 グループ展
- 2021年 ロンドン・ビエンナーレ
- 2020年11月 東京都美術館 グループ展
- 2021年12月 銀座GalleryG2 グループ展
- 2021年12月 妙香園画廊 グループ展
- 2021年 東京都美術館SEIKO美術展 金賞
- 2022年2月 アートショップ&ギャラリーマール(国立市)グループ展
- 2022年12月 東京銀座ギャラリーG2 グループ展
- 2022年12月 ローマMEDINAギャラリー ITSLiquidグループ展
- 2023年1月 ローマGregorioⅦアートギャラリー
- 2023年6月 ローマユニバールEXPO
参考文献
- Webサイト 『Pierluigi Manciniart -SCULPTOR DESIGNER』
- 讀賣新聞 2022年2月11日
- 美術評論 Roberto Litta 2023年
- 美術雑誌の記事 Tracciati d‘arte 40/2023年
- Paeseroma新聞 2023年6月7日 [1]