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同番組によると、[[SF作家]]の[[アイザック・アジモフ|アイザック・アシモフ]]が、「'''[[人間]]は無用な知識の数が増えることで[[快感]]を感じることができる唯一の[[動物]]である'''」、また、[[古代ギリシア]][[哲学者]]の[[アリストテレス]] |
同番組によると、[[SF作家]]の[[アイザック・アジモフ|アイザック・アシモフ]]が、「'''[[人間]]は無用な知識の数が増えることで[[快感]]を感じることができる唯一の[[動物]]である'''」と説いているとのことだが、実はその出典はさだかでない。 |
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また、番組では[[古代ギリシア]][[哲学者]]の[[アリストテレス]]の言葉「全ての人間は生まれながらにして知る事を欲する」([[形而上学]]の冒頭の一文)を引用している。 |
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形容詞はトリヴィアルtrivial。[[数学]]では、ごく基本的で明らかなことを指してトリビアル(「自明な」と訳される)という用語をよく使う。 |
形容詞はトリヴィアルtrivial。[[数学]]では、ごく基本的で明らかなことを指してトリビアル(「自明な」と訳される)という用語をよく使う。 |
2006年12月28日 (木) 15:21時点における版
トリヴィア、トリビア(trivia)
- 雑学的知識。本項で記述。
- 1.の内容の、アバロン・ヒル社から1981年に発売された、雑学の知識を競うゲーム。
- トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~の略称
トリヴィア(trivia)は、くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識、豆知識を指す。
もとはラテン語で「三叉路」を意味する3(tri)+道(via)に由来する。古代ローマの都市において三叉路が多かったことから、「どこにでもある場所」「ありふれた場所」を指すようになり、さらに転じて、くだらないこと、瑣末なことを意味するようになった。
また、中世の教養科目のうち基本となる3つ(文法学・論理学・修辞学)のことをtrivium(三学、複数形でtrivia)と呼んだため、そこから「初歩的ででつまらない」という意味が生じたともいう。
フジテレビ系列のトリビアの泉という番組が流行したこともあって、日本では「雑学的な事柄や知識」という意味で浸透した。
同番組によると、SF作家のアイザック・アシモフが、「人間は無用な知識の数が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」と説いているとのことだが、実はその出典はさだかでない。
また、番組では古代ギリシア哲学者のアリストテレスの言葉「全ての人間は生まれながらにして知る事を欲する」(形而上学の冒頭の一文)を引用している。
形容詞はトリヴィアルtrivial。数学では、ごく基本的で明らかなことを指してトリビアル(「自明な」と訳される)という用語をよく使う。