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'''アカンサス'''(Acanthus、和名ハアザミ[葉薊]ともいう)は広義には[[キツネノマゴ科]]アカンサス属(''Acanthus'')の植物を総称していうが、普通は特に観賞用に栽培される'''''A. mollis'''''を指す。
'''アカンサス'''(Acanthus、和名ハアザミ[葉薊]ともいう)は広義には[[キツネノマゴ科]]アカンサス属(''Acanthus'')の植物を総称していうが、普通は特に観賞用に栽培される'''''A. mollis'''''を指す。



2006年12月11日 (月) 06:33時点における版

?アカンサス
分類
{{生物_属|Template:ハアザミ属 [[:en:Acanthus\\}}
 :植物界 Plantae
 :被子植物門 Magnoliophyta
 :双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 :キク亜綱 Asteridae
 :ゴマノハグサ目 Scrophulariales
 :キツネノマゴ科 Acanthaceae

アカンサス(Acanthus、和名ハアザミ[葉薊]ともいう)は広義にはキツネノマゴ科アカンサス属(Acanthus)の植物を総称していうが、普通は特に観賞用に栽培されるA. mollisを指す。

アザミに似た形の古代ギリシア以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとされる。ギリシア国花。大型の常緑多年草で、地中海沿岸(北西アフリカポルトガルからクロアチア)の原産。葉には深い切れ込みがあり、光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになる。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつける。花弁は筒状で、色は白、赤などがある。乾燥にも日陰にも強い。

アカンサス属は約30種からなり地中海沿岸を中心に分布する。A. mollis のほかA. spinosa なども栽培される。

栽培

アカンサスは多年草であるが、子株が出ないため、実生で増やす。タネは1cm以上ある大きなもので、よく発芽する。ソメイヨシノが咲く頃、直まきにし、2cmほど覆土をする。耐寒性は比較的強く、東京あたりなら霜よけはいらない。大きな苗は移植が難しい。

関連項目