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'''佐藤 圭汰'''(さとう けいた、[[2003年]]([[平成]]15年) - )は[[日本]]の[[陸上競技]]選手、専門は[[中距離走]]・[[長距離走]]。[[洛南高等学校・附属中学校|洛南高等学校]]所属で、[[1500メートル競走|1500m]]・[[3000メートル競走|3000m]]・[[5000メートル競走|5000m]]の高校日本記録を持つ。
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3年生となった2021年7月17日、[[ホクレンディスタンスチャレンジ]]千歳大会の1500mに出場、日本歴代3位となる3分37秒18の記録で2着になり、1999年に[[佐藤清治]](当時[[佐久長聖高等学校]])が樹立した高校男子日本記録(3分38秒49)を22年ぶりに更新した<ref>{{Cite news|title=洛南高・佐藤圭汰が男子1500mで22年ぶり特大高校新の3分37秒18!!!/ホクレン千歳大会|url=https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/39404|newspaper=[[月刊陸上競技|月陸]]Online|date=2021-07-17|accessdate=2021-07-21}}</ref>。
3年生となった2021年7月17日、[[ホクレンディスタンスチャレンジ]]千歳大会の1500mに出場、日本歴代3位となる3分37秒18の記録で2着になり、1999年に[[佐藤清治]](当時[[佐久長聖高等学校]])が樹立した高校男子日本記録(3分38秒49)を22年ぶりに更新した<ref>{{Cite news|title=洛南高・佐藤圭汰が男子1500mで22年ぶり特大高校新の3分37秒18!!!/ホクレン千歳大会|url=https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/39404|newspaper=[[月刊陸上競技|月陸]]Online|date=2021-07-17|accessdate=2021-11-22}}</ref>。


さらに同年10月3日に出場した[[日本体育大学]]長距離競技会の5000mで、13分31秒19の記録で日本人トップの5着となり、[[石田洸介]](当時[[東京農業大学第二高等学校]])が2020年に樹立した高校男子日本記録(13分34秒74)を更新した<ref>{{Cite news|url=https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/45405|title=洛南高・佐藤圭汰5000mで13分31秒19の高校新!1500mと2種目の高校記録保持者に|newspaper=月陸Online|date=2021-10-03|accessdate=2021-11-22}}</ref>。
さらに同年10月3日に出場した[[日本体育大学]]長距離競技会の5000mで、13分31秒19の記録で日本人トップの5着となり、[[石田洸介]](当時[[東京農業大学第二高等学校]])が2020年に樹立した高校男子日本記録(13分34秒74)を更新した<ref>{{Cite news|url=https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/45405|title=洛南高・佐藤圭汰5000mで13分31秒19の高校新!1500mと2種目の高校記録保持者に|newspaper=月陸Online|date=2021-10-03|accessdate=2021-11-22}}</ref>。11月21日には京都陸協記録会の3000mに出場、7分50秒81の高校男子日本新記録を樹立して(従来の記録は2016年に[[遠藤日向]]が樹立した7分59秒18)<ref>{{Cite news|title=佐藤圭汰が3000mで7分50秒81の日本高校最高! 従来の記録を8秒以上更新/京都陸協記録会|url=https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/50675|newspaper=月陸Online|date=2021-11-21|accessdate=2021-11-22}}</ref>、3月に立てた目標を達成した


2021年3月当時の報道では、高校卒業後は関東の大学への進学を希望している<ref name="hochi"/>。
2021年3月当時の報道では、高校卒業後は関東の大学への進学を希望している<ref name="hochi"/>。

2021年11月22日 (月) 12:25時点における版

佐藤 圭汰(さとう けいた、2003年平成15年) - )は日本陸上競技選手、専門は中距離走長距離走洛南高等学校所属で、1500m3000m5000mの高校日本記録を持つ。

来歴

高校1年生時の2019年の全国高等学校駅伝競走大会では2区を走り、区間賞を獲得した[1][2]

2年生時の2020年の全国高校駅伝競走大会では3区を走り、区間5位(日本人トップ)を記録する[1][3]。2年生最後となる2021年3月21日の伊那高校駅伝で4区(9.1キロ)を担当、降雨の中、区間賞となる25分31秒(2位に47秒差)の走りでスタート時の32秒差を逆転してトップに立ち、そのまま洛南高校は大会新記録で優勝を達成した[3]。このとき取材に対して3年生時の目標を「15000m・3000m・5000mの高校日本記録更新」と答えた[3]

3年生となった2021年7月17日、ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会の1500mに出場、日本歴代3位となる3分37秒18の記録で2着になり、1999年に佐藤清治(当時佐久長聖高等学校)が樹立した高校男子日本記録(3分38秒49)を22年ぶりに更新した[4]

さらに同年10月3日に出場した日本体育大学長距離競技会の5000mで、13分31秒19の記録で日本人トップの5着となり、石田洸介(当時東京農業大学第二高等学校)が2020年に樹立した高校男子日本記録(13分34秒74)を更新した[5]。11月21日には京都陸協記録会の3000mに出場、7分50秒81の高校男子日本新記録を樹立して(従来の記録は2016年に遠藤日向が樹立した7分59秒18)[6]、3月に立てた目標を達成した。

2021年3月当時の報道では、高校卒業後は関東の大学への進学を希望している[3]

脚注

  1. ^ a b 第71回全校高校駅伝3区 - 日本放送協会(2021年11月22日閲覧)
  2. ^ “全国高校駅伝 男子・洛南11位 女子・立宇治7位/京都”. 毎日新聞. (2019年12月23日). https://mainichi.jp/articles/20191223/ddl/k26/050/154000c 2021年11月22日閲覧。 
  3. ^ a b c d “春高校駅伝で初優勝の洛南エース佐藤圭汰「将来、5000メートルで12分台を出したい」”. スポーツ報知. (2021年3月21日). https://hochi.news/articles/20210321-OHT1T50146.html?page=1 2021年11月22日閲覧。 
  4. ^ “洛南高・佐藤圭汰が男子1500mで22年ぶり特大高校新の3分37秒18!!!/ホクレン千歳大会”. 月陸Online. (2021年7月17日). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/39404 2021年11月22日閲覧。 
  5. ^ “洛南高・佐藤圭汰5000mで13分31秒19の高校新!1500mと2種目の高校記録保持者に”. 月陸Online. (2021年10月3日). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/45405 2021年11月22日閲覧。 
  6. ^ “佐藤圭汰が3000mで7分50秒81の日本高校最高! 従来の記録を8秒以上更新/京都陸協記録会”. 月陸Online. (2021年11月21日). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/50675 2021年11月22日閲覧。