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2018年5月1日 (火) 01:30時点における版
鼻口部(びこうぶ)は、鼻・口・顎からなる動物の顔のはみ出した部分のこと。多くの動物において、同じような構造をはマズル、くちばし(:en:Rostrum (anatomy))または口吻と呼ばれる。
ある種の動物の鼻においては鼻孔の周囲にある濡れた表面部分を鼻鏡(:en:Rhinarium)と呼ぶ(これらの動物においては、「冷たく濡れた鼻」と呼ばれたりする)。鼻鏡は、しばしば、より強い嗅覚と関連しているとされている。鼻口部は、ほとんどの動物にとっては弱点であると考えられています。動物は十分な力を加えられると、その構造のために簡単に気絶したり、骨折したり、卒倒したりすることがあります。
概要
哺乳類の鼻口部には様々な形があります。熊や猫のように長方形の箱状になった鼻面もありますが、トガリネズミのような他の種は尖った鼻先を持っています。豚の鼻面は、平らで円筒形です。
犬
犬の鼻口部は 目のすぐ下の場所から始まり、鼻や口を含んでいます。
犬の場合、鼻口部の上側の大部分に香りを検出する器官を含んでいます。口の上で異なる長さで垂れ下がっている鼻口部の上側の側面にある皮膚の緩んだ部分をフルーズ(Flews)と呼びます。
鼻口部は脳神経の12対のうちの1つによって神経支配を受けています。これら神経は脳内から始まり、頭蓋骨を経由してそれぞれの器官とつながっています。他の脳神経の目的地は、眼球や歯・舌であったりします。
犬の鼻口部の形状は、ラフ・コリーのように非常に長くて薄いものや、非常に平らに近く突出していないものなど、品種に応じた形となっております。多くのそり用の犬やスピッツなどのいくつかの品種は祖先とされる狼のものと大きさや形が似ているが、多くの猟犬はそれよりも多少縮んでいる範囲の大きさである。