「ラプラタ川」の版間の差分

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== 経済 ==
== 経済 ==
ラプラタ水系の経済的価値は流域面積の割には小さいといえる。第一の原因として考えられるのは、その水深の浅さである。水系の大部分は船底の浅い船しか航行できないため、[[ミシシッピ川]]や[[ドナウ川]]といった大河のように内陸部まで大型船が遡上できない。[[灌漑]]や[[水力発電]]に関しても同様に経済性が小さい。
ラプラタ水系の経済的価値は[[流域面積]]の割には小さいといえる。第一の原因として考えられるのは、その水深の浅さである。水系の大部分は船底の浅い船しか航行できないため、[[ミシシッピ川]]や[[ドナウ川]]といった大河のように内陸部まで大型船が遡上できない。[[灌漑]]や[[水力発電]]に関しても同様に経済性が小さい。
<!--周囲をとりまいている[[湿原]]のために農業はほとんど不可能であり、[[イグアスの滝]]といった巨大な滝も工業地帯からは離れすぎているため、発電には利用すること難しいといえる。(この部分は疑問。滝で発電するわけではないし、イグアスの近くには[[ブラジル・パラグアイで共同出資した巨大なイタイプー発電所がある。農業が不可能というのはどこから来たか。)-->
<!--周囲をとりまいている[[湿原]]のために農業はほとんど不可能であり、[[イグアスの滝]]といった巨大な滝も工業地帯からは離れすぎているため、発電には利用すること難しいといえる。(この部分は疑問。滝で発電するわけではないし、イグアスの近くには[[ブラジル・パラグアイで共同出資した巨大なイタイプー発電所がある。農業が不可能というのはどこから来たか。)-->



2017年3月9日 (木) 12:07時点における版

ラプラタ川下流の衛星写真
ラプラタ川

ラ・プラタ川(ラ・プラタがわ、スペイン語: Río de la Plataリオ・デ・ラ・プラタ〕、ポルトガル語: Rio da Prata)は、アルゼンチンウルグアイの間を流れるである。河口部が全幅約270kmの三角江(エスチュアリー)となっている。

ラプラタ川はウルグアイ川パラグアイ川パラナ川の各河川をはじめとする無数の支流を含む巨大な水系としての意味も持ち、その流域面積はおよそ310万km2パラグアイ全土、ボリビア南東部、ウルグアイの大部分、ブラジルおよびアルゼンチンのかなりの部分を含んでいる。

河口部にはウルグアイの首都モンテビデオ、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスがある。

経済

ラプラタ水系の経済的価値は流域面積の割には小さいといえる。第一の原因として考えられるのは、その水深の浅さである。水系の大部分は船底の浅い船しか航行できないため、ミシシッピ川ドナウ川といった大河のように内陸部まで大型船が遡上できない。灌漑水力発電に関しても同様に経済性が小さい。

歴史

1516年スペインの航海者フアン・ディアス・デ・ソリス(Juan Díaz de Solís)が大西洋から太平洋への水路を求めて探検中に「発見」した。スペイン人はこの川をの川であることを願って「ラ・プラタ(Plata=銀、ラは女性定冠詞)川」と命名した。

流域の都市

スペイン人は、植民地の運営のために必要な町を川に沿って建設したが、スペインからの独立後、その多くは独立した新しい国家の首都やその地方の州の州都等へとなったものが多い。

ラプラタ川流域の首都所在地

支流

関連項目

外部リンク

座標: 南緯34度30分 西経58度10分 / 南緯34.500度 西経58.167度 / -34.500; -58.167