「シュクラ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
らんたん (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
らんたん (会話 | 投稿記録)
21行目: 21行目:
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[ヴリシャパルヴァン]]
*[[ヴリシャパルヴァン]]
*[[マハーバリ]]


{{Myth-stub}}
{{Myth-stub}}

2014年11月29日 (土) 08:13時点における版

シュクラ
シュクラ(右)とシュクラの娘(左)
シュクラと配偶神Dwarjaswini

シュクラ(Shukra)またはスクラチャリヤ(Sukracharya)またはウシャナー(Ushana)またはウシャナスシュクラ(Ushanas Shukra)とはインド神話に登場するリシ(聖仙、聖賢)あるいは神の名前である。リシであるブリグの息子とされる。その名前は「純粋」「清浄」「白」を意味する。漢字では「戌羯羅」と音写される。

概要

九の天体、あるいはそれらを司る神々ナヴァグラハの一員であり、金曜と金星を司るとされた。中国では西方太白星と同一視される。

シュクラはアスラグルとも呼ばれアスラたちを教導する役目も持つ。このためシュクラはアスラの王ヴリシャパルヴァンマハーバリに従事したこともある。

仏像としては、頭上に酉の冠を載せ、白練衣を着、弦を弾く姿で表される。

真言

 唵 吠尾毘 娑婆訶 唵 戌羯羅 誐駄嚩囉羅 邏惹野 室哩迦 娑嚩賀 <オン ベイビビ ソワカ オン シュカラ ギャダバラバラ ラジャヤ シリカ ソワカ>(「新編 仏像図鑑 上」p.136より)

参考文献

  • 国訳秘密儀軌編纂局 「新編 仏像図鑑 上」国書刊行会, 1991, p.136.

関連項目