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'''プティーア'''({{lang|grc|'''Φθία'''}} / {{lang|grc-Latn|Phthía}}) <small>あるいは</small> '''プティエー'''({{lang|grc|'''Φθίη'''}} / {{lang|grc-Latn|Phthíē}}) は、[[古代ギリシャ]]の[[テッサリア]]{{enlink|Ancient Thessaly}}の最南部に存在した地域。オトリュス山{{enlink|Mount Othrys}}の麓に位置し、[[マリア湾]]と[[パガサイ湾]]とにはさまれた場所にある。[[ミュルミドーン人]]の故地とされ、『[[イーリアス]]』の主人公で[[トロイア戦争]]の英雄[[アキレウス]]の故郷である。 |
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[[ギリシャ神話]]では、[[アイアコス]]([[ゼウス]]と[[アイギーナ]]の子)によって建設されたとする。アイアコスの子が[[ペーレウス]]であり、ペーレウスと[[テティス]]の子が[[アキレウス]]である。ミュルミドーン人はアイアコスの祈りによって生まれた氏族とされ、アキレウスに率いられてトロイア戦争で活躍した。 |
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また、[[ギリシャ神話]]では、[[デウカリオン]]([[プロメテウス]]と[[プロノイエ]]の子)がプティア王であったと記述がある。 |
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== 関連項目 == |
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2012年5月20日 (日) 18:14時点における版
プティアとは、
プティーア(Φθία / Phthía) あるいは プティエー(Φθίη / Phthíē) は、古代ギリシャのテッサリア (Ancient Thessaly) の最南部に存在した地域。オトリュス山 (Mount Othrys) の麓に位置し、マリア湾とパガサイ湾とにはさまれた場所にある。ミュルミドーン人の故地とされ、『イーリアス』の主人公でトロイア戦争の英雄アキレウスの故郷である。
ギリシャ神話では、アイアコス(ゼウスとアイギーナの子)によって建設されたとする。アイアコスの子がペーレウスであり、ペーレウスとテティスの子がアキレウスである。ミュルミドーン人はアイアコスの祈りによって生まれた氏族とされ、アキレウスに率いられてトロイア戦争で活躍した。
また、ギリシャ神話では、デウカリオン(プロメテウスとプロノイエの子)がプティア王であったと記述がある。