「マイクロメートル」の版間の差分
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2010年8月29日 (日) 17:50時点における版
マイクロメートル(micrometer) | |
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記号 | µm |
系 | 国際単位系(接頭辞をつけた基本単位) |
量 | 長さ |
定義 | 10-6 m |
マイクロメートル(記号µm)は、国際単位系(SI)の長さの単位である。μm, umと書かれることもある。漢字では粆と表記されることもある。
マイクロメートルはメートルにSI接頭辞のマイクロをつけたものであり、1マイクロメートルは10-6メートル(m)に等しい。よって、0.001ミリメートル、1000ナノメートルとなる。
ミクロン
以前は同じ長さのミクロン(micron, 記号:µ)という単位が使われていた(これにはマイクロメータと混同を避けるためという意味もあった)。 これは1879年の国際度量衡総会(CGPM)で承認されたものであったが、1967年の国際度量衡総会で廃止された。ミクロンはSI併用単位にも含まれておらず、10-6 mを表すにはマイクロメートルを使うのが望ましい。
現在ではマイクロメートルの使用がほぼ定着してきたといえるが、公共放送の番組や独立行政法人の刊行物等でもまれにミクロンの表現・表記がなされていることがあるほか、古い文献では当然のことながら頻出する。さらにミクロンの千分の1の意味でミリミクロン(記号:mμ)という単位が使われ(つまり1mμ=今の1nm)、しかも前後が倒置して(誤植で)μmとなっている(μの千分の1をμmと表記してしまっている)例があるなど注意が必要である。