「黒川道祐」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
YukkeBot2 (会話 | 投稿記録)
m clean up, Replaced: {{People-stub → {{Scientist-stub
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''黒川道祐'''(くろかわ どうゆう, ? - [[1691年]]([[元禄]]4年))は、[[江戸時代]]初期の医者であり、歴史家である。
'''黒川道祐'''(くろかわ どうゆう, ? - [[1691年]]([[元禄]]4年))は、[[江戸時代]]初期の医者であり、歴史家である。
主著として医学史書の『[[本朝医考]]』と、[[山城国]]の地誌である『[[雍州府志]]』がある。
主著として医学史書の『[[本朝医考]]』と、[[山城国]]の地誌である『[[雍州府志]]』([[岩波文庫]]で上のみ)がある。


道祐は[[字]]であり、名は玄逸、号に静庵、遠碧軒などがある。[[林羅山]]より[[儒学]]を学んだ。[[安芸国]]の浅野家に儒医として仕えた。職を辞した後、洛中に住して、本草家の[[貝原益軒]]と交友した。
道祐は[[字]]であり、名は玄逸、号に静庵、遠碧軒などがある。[[林羅山]]より[[儒学]]を学んだ。[[安芸国]]の浅野家に儒医として仕えた。職を辞した後、洛中に住して、本草家の[[貝原益軒]]と交友した。


== 著書 ==
== 著書 ==
*『日次紀事』
*『日次紀事』日本随筆大成 第1期第10巻にある、[[吉川弘文館]]
*『芸備国郡志』
*『芸備国郡志』
*『遠碧軒随筆』
*『遠碧軒随筆』


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*[[大塚恭男]]『黒川道祐』
*[[大塚恭男]]による解説『黒川道祐』名著出版


{{DEFAULTSORT:くろかわとうゆう}}
{{DEFAULTSORT:くろかわとうゆう}}
[[Category:日本の医学者]]
[[Category:日本の医学者]]
[[Category:歴史家]]
[[Category:山城国の人物]]
[[Category:江戸時代の史学]]
[[Category:江戸時代の史学]]
[[Category:日本の儒学者]]
[[Category:日本の儒学者]]

2009年3月17日 (火) 05:07時点における版

黒川道祐(くろかわ どうゆう, ? - 1691年(元禄4年))は、江戸時代初期の医者であり、歴史家である。 主著として医学史書の『本朝医考』と、山城国の地誌である『雍州府志』(岩波文庫で上のみ)がある。

道祐はであり、名は玄逸、号に静庵、遠碧軒などがある。林羅山より儒学を学んだ。安芸国の浅野家に儒医として仕えた。職を辞した後、洛中に住して、本草家の貝原益軒と交友した。

著書

  • 『日次紀事』日本随筆大成 第1期第10巻にある、吉川弘文館
  • 『芸備国郡志』
  • 『遠碧軒随筆』

参考文献