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2008年5月31日 (土) 21:50時点における版

映画『十戒』

エドワード・G・ロビンソンEdward G. Robinson1893年12月12日 - 1973年1月26日)は、アメリカ合衆国俳優。50年の俳優生活で90本以上に出演、ハリウッドで活躍した。

エドワード・G・ロビンソンはルーマニアブカレストにて、ユダヤ系の両親の間に生まれる。1903年に家族と共にニューヨークへ移住。ニューヨーク市立大学シティカレッジで学んだ後、American Academy of Dramatic Artsで演技を学ぶ。1915年にブロードウェイ・デビューを果たし、舞台俳優として精力的に活動する。また並行して映画にも出ていたが、ほとんどが小さな役であった。

1930年、マーヴィン・ルロイのギャング映画『犯罪王リコ』で強烈な印象を残し、以後、ハリウッドのギャング映画には欠かせない存在となる。ビリー・ワイルダーの『深夜の告白』やジョン・ヒューストンの『キー・ラーゴ』も代表作品だが、しかし、1950年代の赤狩りの時期に、共産主義者と疑われてブラックリストに載せられてしまい、映画から離れざるを得なくなってしまう。その間はブロードウェイに出演し、1950年代後半から再び映画に出始めるようになった。

1972年にはアカデミー功労賞を受賞している。

主な出演作品

  • 犯罪王リコ Little Caesar (1931)
  • 夜の大統領 Smart Money (1931)
  • 虎鮫 Tiger Shark (1932)
  • 俺は善人だ The Whole Townn's Talking (1935)
  • バーバリー・コースト Barbary Coast(1935)
  • 弾丸か投票かBullets Or Ballots (1936)
  • 倒れるまで Kid Galahad (1937)
  • 最後のギャング The Last Gangster (1937)
  • 暗黒王マルコ A Slight Case of Murder (1938)
  • 運命の饗宴 Tales of Manhattan (1942)
  • 深夜の告白 Double Indemnity (1944)
  • 飾窓の女 The Woman in the Window (1944)
  • 緋色の街 スカーレット・ストリート Scarlet Street (1945)
  • ストレンジャーThe Stranger (1946)
  • キー・ラーゴ Key Largo (1948)
  • 他人の家 House of Strangers (1949)
  • 消された証人 Tight Spot (1955)
  • 十戒 The Ten Commandments (1956)
  • 波も涙も暖かい A Hole in the Head (1959)
  • 青い目の蝶々さん My Geisha (1961)
  • 明日になれば他人Two Weeks in Another Town (1962)
  • 暴行The Outrage (1963)
  • 逆転The Prize (1963)
  • シャイアンCheyenne Autumn (1964)
  • ちょっとご主人貸して Good Neighbor Sam (1964)
  • シンシナティ・キッド The Cincinnati Kid (1965)
  • マッケンナの黄金 Mackenna's Gold (1969)
  • ソイレント・グリーン Soylent Green (1973)

外部リンク